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40代の不妊治療の現状とおすすめの方法 費用やおすすめポイントも解説

2023.07.07

芸能人やスポーツ選手など、有名人が40代で妊娠・出産するニュースを聞くことは珍しくなくなりました。一方で、「卵子は年をとる」「40代は妊娠しにくいから急いだほうがいい」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

「実際のところ40代で妊娠できる確率はどれくらいあるの?」「40代で妊娠するにはどんな治療がおすすめ?」「費用はどれくらいかかるの?」「保険は使える?」「妊活と仕事との両立はできる?」など、40代で妊娠を目指す方への質問にお答えします。

そもそも不妊治療の「人工授精」「体外受精」とは

①人工授精

排卵する可能性の高い日(途中まではタイミング法と同じ流れです)に精液を採取して病院に持参し、精子を遠心分離して子宮内に注入します。タイミングよりも精子が移動する距離が短くなるため、軽度の男性因子がある方や性交障害がありタイミングが取れない方に効果がある可能性があります。

②体外受精

体外受精とは、女性の卵子を取り出し、パートナーの精子と受精させ、受精卵を培養して、発育した胚を子宮に戻して着床を促す治療です。

このように体の外で受精を行うので体外受精といいます。

一般的に薬を使って複数の卵子を育てて採卵し、体外で受精させます。受精卵をそのまま体外で育て、そのまま子宮内にもどしたり、あるいは一旦凍結して、別の周期で受精卵を戻します。

40代の妊娠率の現状

女性は年齢を重ねると妊孕性(妊娠する力)が低下します。

Henry, L. (1961). Some data on natural fertility. Eugenics Quarterly, 8(2), 81-91
日本生殖医学会HPより

上記の妊孕率は、女性1,000人あたりの出生数を元に、20-24歳を100%として計算した図です。年齢が上がるとともに徐々に低下していきますが、35歳を境に低下の勢いは増し、40代になると20代前半の半分以下になることがわかります。

また、30代前半までの自然妊娠の確率は、1周期あたり25-30%程度と言われていますが、40代になると5%程度まで低下するという報告があります。

日本産科婦人科学会より

上記の図は日本産科婦人科学会が発表している2020年の体外受精の治療成績です。体外受精は現状の不妊治療において最も妊娠率の高い治療方法ですが、それでも40代になると妊娠率は低下し、流産率は上昇するため、生産率(赤ちゃんを出産できる確率)は10%以下になります。

原因として、年齢が上がると卵子の質が低下することが挙げられます。卵子は胎児の時期に作られます。つまり「卵子の年齢=自分の年齢」です。精子と違い新たに作られることはありません。人の体の設計図となる「染色体」の異常の頻度が増えたり、卵子のエネルギーの生産工場である「ミトコンドリア」の働きが低下するなどにより、正常な受精卵の発生が妨げられます。

また、子宮内膜症や子宮筋腫などの婦人科疾患の頻度も増加します。これらは慢性的な炎症や子宮の筋肉の異常な蠕動、子宮内腔の変形などを起こし、着床に影響を及ぼすことで妊娠率の低下につながります。

40代の不妊治療に関する助成金制度について

2022年4月に不妊治療の保険適応が始まりました。それまでは不妊治療は基本的に自費であり、各自治体が助成金制度を設けていましたが、保険診療の開始により以前のような助成金制度は終了しています(一部自治体や会社によっては助成金制度がある場合もあります)。また、先進医療(特別に認められた保険と併用できる自費診療)については助成金制度がある場合もあります。

では、体外受精において、保険適応は全員が受けられるかというとそうではなく、条件があります。

① 対象年齢:治療開始時の妻の年齢が43歳未満(男性側には年齢の上限は設けられていません)

② 回数:40歳未満6回まで/40歳以上43歳未満3回まで(胚移植1回の回数をカウントします。採卵の回数は上限がありません。また、2人目の治療の際は回数がリセットされます。)

③ 婚姻関係:法的な婚姻関係あるいは事実婚関係(同一世帯に住んでいる、子供を認知予定、配偶者無し)にある。

43歳以上であったり、制限の回数を超えた分は保険適用とならず、自費診療になります。なお、一般不妊治療(タイミング療法や人工授精)は現在のところ年齢や回数の制限はありません。

保険適応で体外受精を行う場合は、治療方法にもよりますがおおよそ1周期あたり15-20万円程度。一方で自費で体外受精を行う場合は60-100万程度かかる場合があります。

高度な治療は高額の費用がかかります。保険適応での体外受精を考えるなら、少しでも早く病院を受診する方が良いでしょう。

40代の不妊治療にかかる費用相場とステップアップについて

不妊治療には大きく分けて3つのステップがあります。

① タイミング法
② 人工授精
③ 体外受精

 

① タイミング法:排卵の可能性が高い日に性交渉を持つ

排卵の時期を推定するまでに人により1回から数回程度の受診が必要になります。また、中々卵胞が育たない方は排卵誘発剤を使用します。

メリット:時間的、費用的負担が少ない。
デメリット:妊娠率が低い。
費用:約1万円以内

② 人工授精:排卵の可能性が高い日に調整した精液を子宮内に入れる

途中までの流れはタイミング法とほぼ同様です。タイミング法とは、精子のスタートラインが膣か子宮かの違いであり、体内で起こるプロセスは同じと考えて良いです。

メリット:不妊原因によってはタイミング法より妊娠率が高くなる。
デメリット:劇的な妊娠率の上昇は見込めない。人工授精当日に時間を作る必要がある。(男性の場合は自宅採精であれば当日朝採取できること、女性の場合は病院の指定した時間から処置に2-3時間程度必要)
費用:タイミング法+処置代5460円

③ 体外受精:卵巣から採取した卵子を体外で受精させ、発育した受精卵を子宮内に戻す

卵管の異常や男性側の異常など、タイミング法や人工授精では補えない部分をカバーでき、現状では最も妊娠率が高い治療です。

メリット:高い妊娠率が期待できる。胚が複数凍結できた場合、2人目以降の治療でも凍結ができた年齢の妊娠率が期待できる。
デメリット:通院回数が多くなりやすい。費用が高額。
費用:15-20万程度(保険の場合、高額療養費制度が使えることがあり、費用が抑えられる可能性があります。収入により上限が変わります。)

40代では前に述べた通り、保険で体外受精できる回数に制限があり、また43歳以上では保険での治療が行えなくなります。

そのため、保険内で治療が完了できれば数万―数十万程度、自費を考慮すると百万円単位で費用がかかる可能性があります。

詳細な費用は下記のリンクをご覧ください。

https://www.matsumoto-ladies.com/medical-treatment/cost/

40代で少しでも早く妊娠するには?

40代で少しでも早く妊娠するには「1日でも早い受診、治療開始」がポイントになります。

先ほど述べた通り、40代になると自然妊娠の確率は5%以下まで低下します。一方で流産率は急激に上昇します。また、その変化は30代前半に比べると明らかに大きく、数か月でも妊娠率は大きく低下していきます。

また、現状で最も高い妊娠率が期待できる体外受精でも、40代で赤ちゃんを無事に出産できる可能性は10%以下に低下します。「もうすこし自然にトライしてみよう」と思っていると、気づいたときには体外受精でも厳しい確率になってしまいます。体外受精は保険がきいてもそれなりの費用が掛かりますが、その効果を少しでも高いものにするには1日でも年齢が若い方が有利です。

また、不妊治療は妊娠がゴールではなく、元気な赤ちゃんを出産することまでも目標です。年齢が上がると妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの母体合併症のリスクが上がりますし、早産や赤ちゃんの先天異常にも影響します。

そのため、40代で子供が欲しいと考えたらできるだけ早く病院に受診し、明らかな原因がなくてもタイミング法や人工授精などの妊娠率が低い治療法は短期間にとどめるか、またはそれらを経ずに、妊娠率が期待される体外受精へのステップアップが重要と言えます。体外受精の成功率は、自然妊娠と同様に、加齢とともに低下します。体外受精をすれば年齢の要因を打ち消すことができるわけではありません。

40代の不妊治療、仕事と両立はできる? 

40代まで仕事を頑張りキャリアを重ねてきた方にとって、不妊治療で仕事を諦めないといけないのかは気になるポイントだと思います。

結論から言って「両立は可能」と言えます。

A. 人工授精の場合

①月経開始10-12日目くらいに受診、超音波で人工授精日程を決める(または生理中に受診、排卵誘発剤の内服開始。その後2-3回受診して人工授精の日程を決める)

②人工授精当日、午前中に2時間程度処置

B. 体外受精の場合

①月経開始2,3日目から約2週間の間に2,3回受診し採卵日決定

②採卵当日(午前2-3時間程度)

③月経開始2,3日目とその2週間後の2回受診し移植日決定

④移植当日(午後2-3時間程度)

⑤妊娠判定(採血)

※ 方法にもよりますが、採卵日は1日程度、移植日は数日程度の幅を持って選択することもできます。

上記はあくまで一例ですが、仕事の前後や半休などを使えば、妊活だけにならずとも仕事と両立できるでしょう。(実際は生理周期やその時の体調、刺激方法などで回数は異なります)

両立させるためには病院選びも大きなポイントです。

・職場から近い
・朝が早い、夜遅くまでやっているなど、仕事の前後に受診できる開院時間
・土日など、自分の休みの日に開院している

など、「通いやすさ」も病院を選ぶ基準として考えてみましょう。

40代で不妊治療を成功させたケース

40代で不妊治療を成功させた2例を紹介します。

①Aさん夫婦 女性40歳 男性42歳 結婚歴1年半 不妊期間1年 AMH 1.2ng/ml

結婚後1年間、生理周期も順調でこれまで婦人科健診での異常も指摘されなかったため、2人でタイミングをとっていました。40歳になったため、本格的に治療を考え不妊治療専門病院受診しました。

精液検査で精子の数が少ないことがわかり、タイミング療法での妊娠率は低いと判断しました。人工授精は行わず、体外受精(顕微授精)を行いました。

採卵4回(1回あたりの平均採卵個数3個、平均凍結個数1個)、移植3回目で妊娠しました。

ポイント

受診した時点で40代であり、女性側の年齢も重要ですが、男性側の精子が少ないとわかり、人工授精のステップを飛ばして体外受精(顕微授精)からスタートしたことが大きなポイントです。

人工授精は決して妊娠率が高いとは言えません。年齢が若く、不妊期間が短く、軽度の男性因子や原因不明であれば3-6周期試してみても良いですが、40代であればできるだけ妊娠率の高い治療にすぐに進むのが大切です。

費用:採卵4回+移植3回(保険適応)で約60万程度

②Bさん夫婦 女性41歳 男性38歳 結婚歴3か月 不妊期間3か月 AMH 3.8ng/ml

結婚後すぐに子供が欲しいと考えていたため、早めに不妊治療専門病院に受診しました。

特に夫婦ともに明らかな原因はありませんでしたが、できるだけ早く妊娠したかったため、体外受精からスタート。

採卵1回(1回あたりの採卵個数6個、凍結個数3個)、胚移植を2回行いましたが妊娠せず、先進医療であるTRIO検査を受けました。得られた結果から胚移植の時期を補正し、子宮内環境を整えた後に胚移植し、妊娠しましたが、妊娠8週で流産となりました。

自費で採卵し、PGT-Aを行い、得られた正常胚を移植し、妊娠しました。

ポイント

明確に子供が欲しいと考えた時に、早めに専門病院を受診したこと、すぐに体外受精からスタートしたことは、時間との勝負である不妊治療において重要な選択だったと言えます。

ただし、たくさん採卵でき、凍結できても、必ずしもその受精卵が赤ちゃんになれるとは限りません。染色体異常の胚は少なくなく、着床まで至らないか、着床しても流産になってしまうことも多くあります。流産するとしばらく次の治療まで時間を置く必要があるので、40代の方にとって不利になってしまいます。

アメリカの論文で発表された、年齢別の胚盤胞(受精して5,6日目の胚)の染色体異常率を調べた結果は以下の通りです。

年齢

染色体異常率

40

58.2%

41

68.9%

42

75.1%

43

83.4%

44

88.2%

45

84.3%

46

72.1%

47

100%

48

100%

49

100%

Fertil Steril 2014; 101: 656より

上記の通り、年齢とともに胚の染色体異常率が上がることがわかります。また、上記の確率はあくまで胚盤胞(受精して5,6日目まで育ったもの)の確率であり、実際には受精しなかったり、受精しても途中で発育が止まるなど、胚盤胞までたどり着く確率も年齢とともに低下します。

Bさんの場合はAMHが高く卵子がある程度採れるのは有利な点でした。そこで1度の採卵で刺激を強くして採卵の個数を増やし、凍結できた胚に対してPGT-A(着床前診断:得られた胚の染色体を調べる)の検査を行いました。そこで正常胚が得られると、流産の可能性を減らすことができます(ただし、染色体正常胚でも妊娠率は100%ではありません)。

また、着床側の検査を行ったことも大きなポイントです。現在、保険診療では着床の検査は行えませんが、先進医療(高度な医療技術を用いた治療やその他療養のうち、公的医療保険が適用されませんが、一般の保険診療との併用が認められているもの)としてTRIO検査があります。

TRIO検査は
ERA:胚移植のタイミングが適切か
EMMA:子宮内膜に善玉の乳酸菌がどれくらいいるか
ALICE:慢性子宮内膜炎の原因となる菌がいるか
をそれぞれ調べる検査です。

胚移植の時期がずれているなら、適切なタイミングに補正する。
善玉菌が少ないなら、それを増やすサプリを使用する。
慢性子宮内膜炎を起こす菌がいるなら、それぞれに合う抗生剤を使用し、治療する。
これらの着床側の原因を治療することで妊娠率の向上が見込まれます。

Bさんはこれらの高度な医療を駆使し、時間を無駄にしなかったことが妊娠につながったと言えます。

費用  : 採卵1回+移植3回(保険適応)約30万
    TRIO検査(先進医療)約20万
    採卵1回+移植1回(自費)約60万
    PGTA 約40万

不妊治療のご相談は松本レディースクリニックへ

当クリニックは、「赤ちゃんが欲しいのになかなかできない」と悩んでいらっしゃる方のための不妊治療専門クリニックです。

妊娠しにくい方を対象に、不妊原因の探索、妊娠に向けてのアドバイス・治療を行います。

1999年に開業し、これまで、不妊で悩んでいた多くの方々が妊娠し、お母様になられています。

当院の特徴につきましてはこちらをご参照ください。

https://www.matsumoto-ladies.com/about-us/our-feature/

まとめ

今回は40代での不妊治療について説明しました。妊娠率は年齢とともに低下し、一方で流産率は上昇するため、不妊治療は時間との戦いという面があります。また、高度な治療も万能ではなく、少しでも早い方が効果が出やすいと言えます。

40代で子供が欲しいと思ったら、カップルだけで悩まずに早く専門病院に受診しましょう。一通り検査を受け、それぞれのカップルの現状を把握したら適切なスタートラインから最適な治療を早めに行うことが成功への秘訣です。

 

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監修医師情報

原口 広史
専門 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
日本産科婦人科学会産婦人科指導医
日本生殖医学会生殖医療専門医
生殖・内分泌
子宮内膜症
子宮腺筋症
着床

お子さんが欲しいという希望や、なかなかできないという悩みに、少しでも手助けできるよう心がけています。
是非、いらっしゃって下さい。

経歴
2006年 東京大学医学部医学科(理科3類)卒業
2007年 焼津市立総合病院
2009年 東京大学医学部附属病院
2010年 焼津市立総合病院
2011年 河北総合病院
2012年 東京大学大学院医学系研究科生殖・発達・加齢医学専攻博士課程
2015年 日本学術振興会特別研究員 DC
着床関連の研究に従事
2016年 大学院博士課程卒業 医学博士
2016年 日本学術振興会特別研究員 PD
2017年 東京大学医学部附属病院 助教
2019年 東京大学医学部付属病院
生殖グループ 総ハウプト
2020年 松本レディースクリニック/リプロダクションオフィス 常勤医師
2021年 松本レディースリプロダクションオフィス 院長
田中 智基
専門 日本産科婦人科学会産婦人科専門医
生殖・内分泌
着床

受診や治療自体がストレスにならないように心がけています。
なかなか授かれない状況で不安や悩みが多い方もいらっしゃると思います。
心折れずに次の一歩を踏み出し続けましょう。
お二人がゴールにたどり着けるように精一杯サポートさせていただきます。

経歴
2011年 東京大学医学部医学科(理科3類)卒業
2011年 東京大学医学部付属病院
2013年 焼津市立総合病院
2018年 松本レディースクリニック/リプロダクションオフィス 非常勤医師
2020年 同 常勤医師
2021年 松本レディースリプロダクションオフィス 副院長
2018年6月に改正・施行された「医療広告ガイドライン」に基づき、当ページは医師免許を持った松本レディースグループの医師監修のもと掲載しています。
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