診療科目
不妊治療、高度不妊治療
当院は1999年に開院以来、多くの方の妊娠のお手伝いに携わってまいりました。ホルモン検査などの採血検査や超音波検査などを行いながら、タイミング法や人工授精などの一般不妊治療、ご希望の方はステップアップし体外受精などの高度不妊治療も行っております。タイムラプスやピエゾイクシーなど最新鋭の設備も整っています。当院では基本的にPPOSという高刺激をお勧めしています。卵巣機能が低下している方、多嚢胞性卵巣の方は通常高刺激は難しいのですが、当院ではこの刺激法でかなりの成績をあげています。
2022年より体外受精も保険が適用されるようになりました。残念ながら保険下では高刺激を行った後におこる、卵巣過剰刺激症候群という合併症に対して著効する薬剤が承認されておりません。この合併症を避けるために、保険下においては当院では低刺激を行っております。
着床外来
着床外来はより詳しく着床能を調べることを目的として開設しました。
良好胚は得られるにも関わらず、妊娠に至らない方、着床能について詳しく調べたいご希望のある患者様はご相談ください。
慢性子宮内膜炎の組織検査、子宮内フローラ検査、難治性着床不全に対するPTC-FD治療などがあります。
他院受診中の患者様も着床外来のみの受診も可能ですが、感染症などの確認の採血を受けていただく必要があります。
また、全て自費の検査となっております
男性外来
当クリニックは泌尿器科の生殖医療専門委による男性外来併設クリニックです。
男性側でも何か治療ができないかお悩みの方、EDや射精障害で夫婦生活がうまくいかずストレスやプレッシャーを感じている方もいらっしゃると思います。
当院では週1日ではありますが専門的な診療を行い、ご夫婦の希望が叶うよう婦人科と一緒に治療を進めていきます。
漢方外来
当院では最新のテクノロジーで最新の治療ができる体制を整えていますが、一方で『漢方』 という古来の療法にも着目しています。当院の漢方外来では、漢方の専門医の診療を受けることができます。通常の不妊治療と漢方による体質改善を並行することで、よりよい結果をもたらしてくれることが期待できます。
費用について
当クリニックでは、様々な患者様に応じて、患者様に適した治療の提案を行ってまいります。
また、当クリニックでは成功報酬など、妊娠時の加算などはございませんのでご安心ください。
実際にどの程度かかるのかご不安な方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
高額医療費制度を利用される方へ
保険診療で高額医療制度を使用した場合は還付があります。
ただし、お手続きにつきましては患者様ご自身にて行っていただきます。
ご加入の保険者様にて償還払いのお手続きをお願いいたします。
詳細をお知りになりたい方は、下記参考サイトをご確認ください。
また、当院では「高額医療費制度について」の冊子をご用意しておりますので、ご希望の方は当院受付窓口にお気軽にお声がけください。
厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
協会けんぽ「高額な医療費を支払ったとき」
※メルクバイオファーマ「高額療養費制度について」冊子より
自費 | 保険(自己負担3割) | |
初診料 | ¥3,300 | ¥860 |
再診料 | ¥1,100 | ¥380 |
内診と経腟超音波 | ¥2,200 | ¥1,590 |
超音波検査 |
¥2,200 |
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スメア(細胞診) |
¥3,300 |
クラミジア抗原検査 | ¥4,070 |
感染症スクリーニング検査(HBs抗原、HCV抗体、HIV1,2抗体、梅毒検査) | ¥6,600 |
精液検査(精子検査) | ¥6,600 |
抗精子抗体検査 | ¥8,800 |
風疹 | ¥2,200 |
血算 | ¥1,100 |
血液型ABO+Rh式 | ¥1,320 |
ビタミンD | ¥2,200 |
自費 | 保険(自己負担3割) | |
AIH(配偶者間人工授精) | ¥17,820 | ¥5,460 |
※料金はこの他に薬剤料等が別途かかります。
自費 | 保険(自己負担3割) | ||
採卵料 | 0個 | ¥66,000 | ¥9,600 |
1個 | ¥77,000 | ¥16,800 | |
2個~ | ¥88,000 ※以降+1個につき+¥11,000 |
¥20,400 | |
6個~ | ¥26,100 | ||
10個以上 | ¥176,000 | ¥31,200 |
自費 | 保険(自己負担3割) | ||
精子調整料 | ¥77,000 | - | |
媒精(ふりかけ) | 個数にかかわらず | 精子調整料に含む | ¥12,600 |
顕微授精(ICSI) | 1個 | ¥33,000 | ¥14,400 |
2個 | ¥20,400 | ||
3個 | |||
4個 | ¥55,000 | ||
5個 | |||
6個~ | ¥55,000 ※以降+1個につき+¥11,000 |
¥30,000 | |
10個以上 | ¥38,400 |
TESE精子使用の場合 | |||
自費 | 保険(自己負担3割) | ||
精子調整料 | ¥77,000 | 下記に¥15000加算 | |
培精料(ふりかけ) | 個数にかかわらず | 精子調整料に含む | ¥12,600 |
顕微授精(ICSI) | 1個 | ¥66,000 | ¥14,400 |
2個 | ¥20,400 | ||
3個 | |||
4個 | ¥110,000 | ||
5個 | |||
6個~ | ¥110,000 ※以降+1個につき+¥22,000 |
¥30,000 | |
10個以上 | ¥38,400 |
自費 | 保険(自己負担3割) | ||
カルシウムイオノフォア | ¥22,000 | ¥3,000 |
<保険診療時> | 保険(自己負担3割) | |
受精卵培養(採卵翌日から受精した個数毎) | 1個 | ¥13,500 |
2~5個 | ¥18,000 | |
6~9個 | ¥25,200 | |
10個以上 | ¥31,500 | |
胚盤胞培養(胚盤胞培養に移行した場合個数毎) | 1個 | ¥4,500 |
2~5個 | ¥6,000 | |
6~9個 | ¥7,500 | |
10個以上 | ¥9,000 |
先進医療 | 自費診療時 | |
タイムラプス培養加算 | ¥30,000 | ¥33,000 |
<自費診療時> | 自費 |
受精卵~分割期培養(Day3) | ¥44,000 |
受精卵~胚盤胞培養(Day5) | ¥66,000 |
分割期培養(Day3)~胚盤胞培養(Day5) | ¥22,000 |
自費 | 保険(自己負担3割) | ||
胚凍結料 | 1個 | ¥55,000 | ¥15,000 |
2個~ | ¥66,000 ※以降+1個につき+¥11,000 11個以上一律¥165,000 |
¥21,000 | |
6個~ | ¥30,600 | ||
10個以上 | ¥39,000 |
自費 | 保険(自己負担3割) | ||
胚融解料 | 1個 | ¥33,000 | - |
2個 | ¥55,000 | - |
自費診療時のみ | |||
再凍結料 | ¥44,000 |
自費 | 保険(自己負担3割) | ||
新鮮胚移植料 | ¥77,000 | ¥22,500 | |
凍結胚移植料 | ¥77,000 | ¥36,000 | |
孵化補助術(AHA)加算 | ¥33,000 | ¥3,000 | |
Embryo Glue使用加算 | ¥22,000 | ¥3,000 |
個別認証カード | 初回作成時 | ¥2,200 |
システム料 | 採卵ごと | ¥11,000 |
移植ごと | ¥2,200 |
自費診療時のみ実施 | ||
子宮鏡検査 | 単独の場合 | ¥22,000 |
慢性子宮内膜炎検査パック | ¥16,500 | |
子宮内膜組織検査(CD138染色) | ¥22,000 | |
膣培養検査 | ¥3,300 | |
子宮内フローラ検査 | ¥55,000 | |
シネMRI | 造影剤あり | ¥23,100 |
造影剤なし | ¥15,400 |
先進医療 | 自費診療時 | |
ERA | ¥150,000 | ¥165,000 |
EMMA/ALICE | ¥70,000 | ¥77,000 |
監修医師情報
専門 |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医 日本産科婦人科学会産婦人科指導医 日本生殖医学会生殖医療専門医 生殖・内分泌 子宮内膜症 子宮腺筋症 着床 |
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お子さんが欲しいという希望や、なかなかできないという悩みに、少しでも手助けできるよう心がけています。
是非、いらっしゃって下さい。
2006年 | 東京大学医学部医学科(理科3類)卒業 |
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2007年 | 焼津市立総合病院 |
2009年 | 東京大学医学部附属病院 |
2010年 | 焼津市立総合病院 |
2011年 | 河北総合病院 |
2012年 | 東京大学大学院医学系研究科生殖・発達・加齢医学専攻博士課程 |
2015年 | 日本学術振興会特別研究員 DC 着床関連の研究に従事 |
2016年 | 大学院博士課程卒業 医学博士 |
2016年 | 日本学術振興会特別研究員 PD |
2017年 | 東京大学医学部附属病院 助教 |
2019年 | 東京大学医学部付属病院 生殖グループ 総ハウプト |
2020年 | 松本レディースクリニック/リプロダクションオフィス 常勤医師 |
2021年 | 松本レディースリプロダクションオフィス 院長 |
専門 |
日本産科婦人科学会産婦人科専門医 生殖・内分泌 着床 |
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受診や治療自体がストレスにならないように心がけています。
なかなか授かれない状況で不安や悩みが多い方もいらっしゃると思います。
心折れずに次の一歩を踏み出し続けましょう。
お二人がゴールにたどり着けるように精一杯サポートさせていただきます。
2011年 | 東京大学医学部医学科(理科3類)卒業 |
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2011年 | 東京大学医学部付属病院 |
2013年 | 焼津市立総合病院 |
2018年 | 松本レディースクリニック/リプロダクションオフィス 非常勤医師 |
2020年 | 同 常勤医師 |
2021年 | 松本レディースリプロダクションオフィス 副院長 |